トランプ大統領、新型コロナ感染者との接触に懸念 情報筋

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トランプ氏が新型肺炎の感染者と接触し懸念を示していることがわかった/Drew Angerer/Getty Images

トランプ氏が新型肺炎の感染者と接触し懸念を示していることがわかった/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領が近い関係者に対し、新型コロナウイルス感染者との接触について懸念を漏らしていることが分かった。情報筋が明らかにした。フロリダ州の別荘「マール・ア・ラーゴ」で同席したブラジル当局者が陽性反応を示したことなどが念頭にあるという。

情報筋は「トランプ氏はこのブラジル人を含め、面会した全ての感染者に関して大変懸念している」と述べた。

陽性が判明したブラジルのバインガルテン大統領府広報局長は、ボルソナーロ大統領の訪米に同行。情報筋2人によると、12日に陽性反応が出たという。ボルソナーロ氏については経過観察が行われている。

バインガルテン氏は先の週末、マール・ア・ラーゴでトランプ氏やペンス副大統領と一緒に写った写真をSNSに投稿していた。トランプ氏とボルソナーロ氏は食事を共にした。

ただ、トランプ氏は12日、感染の心配はしていないと強調。ボルソナーロ氏に関して記者団に「特に変わったことはしていない。一定時間一緒にいただけだ」と述べた。

ホワイトハウスのグリシャム報道官は声明で、「大統領も副大統領も、陽性反応が出た人物とはほとんどやり取りしておらず、現時点で検査の必要はない」としている。

一方、マール・ア・ラーゴでの会合に同席していたリック・スコット上院議員やリンゼー・グラム上院議員は自主隔離を決めた。両氏ともバインガルテン氏とは接触していないが、慎重を期して隔離を決めたという。

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