「不可欠な飲み会」のために来訪、7人に各10万円の反則金 米加州
(CNN) 米カリフォルニア州サンタクルーズの警察はこの週末、「不可欠」な飲み会のためと称して市外から訪れた7人のグループに対し、1人当たり1000ドル(約10万8000円)の反則金を課したことを明らかにした。
サンタクルーズには周囲の地域と同じく、新型コロナウイルス感染拡大を抑える目的で外出を禁じる自宅待機命令が出ている。
グループは11日夜、約80キロ離れたフレモントから来訪した。
警察責任者はツイッターを通し、「サンタクルーズ在住でない市民がやって来て地域社会を危険にさらした場合は反則金が課される」と説明した。
警察はこれを引用したツイートで「7人×1000ドル、高くついたお遊びだ。今はパーティーに集まって盛り上がる時ではないことを、だれもが認識するべきだ」と強調した。
サンタクルーズ郡の保健当局はウェブサイト上で、自宅待機とはできるだけ自宅にとどまり、外出は「必要不可欠な活動」に限るという意味だと説明。いかなる集まりも規模にかかわらず開催、参加してはならないと明記している。