歩行者の交通事故死ゼロ、58日間の最長記録 米NY市

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外出制限の指示によりマンハッタンの通りの交通量が減った=12日、米ニューヨーク市/Spencer Platt/Getty Images

外出制限の指示によりマンハッタンの通りの交通量が減った=12日、米ニューヨーク市/Spencer Platt/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市で、交通事故による歩行者の死亡が58日間にわたって1件もないことがわかった。さまざまな種類の死者について記録を取り始めた1983年以降で最長だという。

NY市の交通当局によれば、今月12日時点で58日間、死者が出ていない。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、外出制限の指示が出ているが、これが交通事故死ゼロにつながったという。

一方で交通量が減ったことによる悪い面も出てきている。一部の運転手が交通量の減った道路を利用して高速で車を走らせているという。

スピード違反の件数は新型コロナウイルス感染拡大以前の水準と比較して約2倍となっている。

ニューヨーク市警によれば、4月13日から5月10日の期間、衝突による負傷者の数は前年同期比で69%減少した。

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