討論会中止の15日にバイデン氏が対話集会 トランプ陣営も検討中

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第1回討論会に参加したトランプ氏(左)とバイデン氏=9月29日、オハイオ州クリーブランド/Win McNamee/Getty Images

第1回討論会に参加したトランプ氏(左)とバイデン氏=9月29日、オハイオ州クリーブランド/Win McNamee/Getty Images

(CNN Business) 米大統領選候補による第2回テレビ討論会が中止になった15日、民主党候補のバイデン前副大統領はABCテレビ主催の市民対話集会に臨む。トランプ大統領もNBCテレビとの間で同じく集会の計画を進めているとされ、それぞれの模様が同時に放送される可能性がある。

バイデン氏の集会は米東部時間の15日午後8時からABCで放送される。

大統領候補討論会委員会(CPD)は8日、第2回討論会をオンライン形式で開催すると発表し、トランプ氏がこれを拒否。バイデン陣営は同日中にABCと連絡を取り、有権者からの質問を受け付ける独自の集会を開くと発表した。ABCは先月、トランプ氏の集会も放送していた。

一方、事情に詳しい複数の関係者によると、トランプ陣営は現在、NBC側との交渉を進めているが、状況は流動的。会場はNBCが最近、バイデン氏の集会を主催したのと同じフロリダ州マイアミになる見通し。

ただし関係者らによれば、開催の条件として、トランプ氏が新型コロナウイルスの検査で陰性の判定を受けることが挙げられているという。

トランプ氏はかつてNBCの番組で司会者を務めていたが、同局のニュース部門に対しては批判を繰り返してきた。

NBCが放送したバイデン氏の集会は約670万人が視聴したが、トランプ陣営はこれを大きく上回る視聴者を予想しているという。ただ、討論会が開催された場合の視聴者は少なくとも6000万人に上ったはずとされ、両候補がいずれもこの規模に遠く及ばないことは確実だ。

CPDによると、22日に予定される第3回討論会には両候補とも参加を表明している。

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