米ミシガン州知事拉致計画、起訴14人に
(CNN) 米ミシガン州の検事当局は16日までに、グレッチェン・ウィットマー州知事(民主党)らを拉致するテロ計画に関与した疑いで51歳の男を起訴した。当該の計画で起訴されたのはこれで14人となった。
検事当局の発表によると、男は15日にウィスコンシン州で逮捕され、テロ活動を物質的に支援した疑いがもたれている。具体的には「国内でのテロ計画に参加し、ミシガン州庁舎への襲撃や州当局者に危害を加える」ことなどを画策したとされる。
この事件をめぐっては先週以降、過激派グループのメンバーとみられる7人を含む計13人がミシガン州と連邦政府によって起訴されていた。
宣誓供述書によると、新たに起訴された被告人はウィットマー知事の別荘を偵察するための暗視ゴーグルを提供したり、自らの車両に搭載されたカメラでの撮影などを通じて「拉致計画を支援した」という。
これまでに起訴されていた13人/CNN
被告に対する罪状は20に上り、有罪になれば最大で禁錮20年の刑を言い渡される可能性がある。
裁判の日程は明らかになっていない。