新型コロナの死者、40万人を突破 米
(CNN) 米国で新型コロナウイルスによる死者が少なくとも40万人に達したことがわかった。米ジョンズ・ホプキンス大学が19日午後までに集計したデータで明らかになった。
40万人超という数は、第1次世界大戦とベトナム戦争、朝鮮戦争での死者数を合わせた人数を上回り、第2次世界大戦で命を落とした米国人の人数に近い。死者数はまた、他の国々よりもはるかに多い。
新型コロナウイルスの流行による10万人ごとの死者数は、最初の死者がワシントン州で2020年2月29日に確認されてから、急激に上昇している。
初めての死者が確認されてから84日後の2020年5月23日に米国で死者が10万人を超えた。
121日後の2020年9月21日に米国での死者が20万人を超えた。
84日後の2020年12月14日に死者が30万人を超えた。
36日後の2021年1月19日に死者が40万人を超えた。
バイデン次期大統領は19日、大統領就任式を翌日に控えるなか、新型コロナウイルスによる犠牲者を追悼する式典に参加した。
米国での過去1週間の新型コロナウイルスによる死者数は1日あたり平均3237人で、1月13日に記録したピークの同3377人をわずかに下回る水準。COVIDトラッキング・プロジェクトによれば、今月18日時点で米国での新型コロナウイルスによる入院患者は12万3800人以上となっている。
入院数は1月6日に記録したピークの13万2474人からは減少しているものの、全米の病院や医療従事者には依然として大きな負荷がかかっている。