チーターに襲われた飼育員が負傷、現在は回復中 米オハイオ州

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米オハイオ州の動物園で、飼育員がチーターに襲われ負傷した/Shutterstock

米オハイオ州の動物園で、飼育員がチーターに襲われ負傷した/Shutterstock

(CNN) 米オハイオ州コロンバスの動物園で11日、飼育員がチーターに襲われて負傷する出来事が起きた。現在は回復に向かっているという。動物園から提携局WSYXに寄せられCNNと共有された文書で明らかになった。

飼育員を襲ったのは4歳のメスのチーター「イザベル」。声明によると、当時は職員2人が日課の運動のため、イザベルをチーター専用の施設から裏庭まで散歩させていたところだった。けがをした飼育員も同時刻にこの区域を歩いていたという。

飼育チームによると、イザベルはハーネスを装着した状態で「落ち着いて喉を鳴らしていた」ことから、職員2人は「もっと近くに寄るよう飼育員を誘った」。しかし飼育員が近づくと、イザベルは「身をかがめ突進」してきた。

この飼育員はキリンなどの周辺で勤務しており、こうした他の動物のにおいが付着していたためにイザベルに襲われたと動物園は見ている。

動物園から連絡を受けた当局は現場で治療を施し、さらなる検査のため飼育員を病院に搬送した。

動物園によると、イザベルが問題を起こしたのは初めてで、飼育チームとは固い絆で結ばれているという。

イザベルは現在、地元郡の規則に従い30日間の隔離を受けている。隔離が終了次第、元の区画に戻される見通し。

動物園は、現場は一般客が立ち入るエリアではないと説明。飼育員のけがの状態については、プライバシーを理由に詳細を公表していないものの、地元の病院で治療を受け退院したことは明かした。

この動物園には世界各地の動物600種あまり、頭数にして1万頭以上が暮らしている。

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