バイデン氏、米国の全成人を19日までにワクチン接種対象に 2週間前倒しを表明

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米国のバイデン大統領/Evan Vucci/AP

米国のバイデン大統領/Evan Vucci/AP

(CNN) バイデン米大統領は6日、米国の各州が18歳以上の全成人を新型コロナウイルスワクチンの接種対象とする期限を従来の5月1日から約2週間早め、今月19日に設定すると発表した。

バイデン氏は先週、米国の成人の90%が19日までに接種対象になると表明していたが、その対象が全成人に広がった形となった。

バイデン氏はホワイトハウスでの記者会見で、就任後75日間で1億5000万回の接種が行われたと明らかにした。公約として掲げていた100日以内に2億回の接種を達成できるペースにある。

先週末には記録的な24時間で400万回以上の接種が行われた点にも触れた。

高齢者に向けては「今がワクチンを受けるべきときだ」と接種を促した。65歳以上の高齢者で1回以上接種を受けた人は75%を超え、2回の接種を完了した人は55%あまり。政権開始当初はわずか8%だった。

オレゴン州やサウスダコタ州など5州は現在、5月1日を全成人への接種を開始する期限としている。

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