米ミネアポリス郊外の黒人男性射殺、警官と警察署長が辞表提出
ミネアポリス一帯では黒人が警察との接触中に死亡する事件が相次いでおり、ライトさんの事件はこの5年で少なくとも3件目となる。16年にはミネアポリス近郊のファルコンハイツでフィランド・カスティールさんが射殺され、昨年にはミネアポリスでジョージ・フロイドさんが殺害された。
ライトさんの死に加え、12日に警官のボディーカメラの映像が公開されたことで、ブルックリンセンターでは抗議活動が起きている。同市はフロイドさんを殺害した罪に問われているミネアポリスの元警官、デレク・ショービン被告の公判の場所からわずか約16キロの距離にある。
ライトさんの父親は13日、ABCテレビの取材に、発砲が事故だったという警察署長の説明は受け入れられないと言及。勤務歴26年のベテランであることにも触れた。
母親も「私たちから全てを奪った」警官が説明責任を問われることを望むと語った。