米中西部カンザスシティで銃撃続発、若者含む4人が死亡
(CNN) 米中西部ミズーリ州とカンザス州にまたがるカンザスシティ都市圏で8日、3時間のうちに4件の銃撃が続発し、若者2人を含む4人が死亡した。
8日正午ごろ、カンザス州側で警察に銃撃の通報があり、小学校近くの歩道で倒れている15歳の少年が見つかった。少年は撃たれた傷が原因で死亡した。銃撃犯は車で逃走し、まだ逮捕されていない。
約1時間半後にミズーリ州側のカンザスシティで銃撃の通報があった。被害者は搬送先の病院で死亡が確認された。
続いて30分後に市内の別の場所で銃撃を受けた男性が見つかり、病院へ運ばれた。男性の命に別条はなかったが、同時に撃たれた別の被害者が同じ病院に到着し、その傷により死亡した。
さらに約30分後、もう1件の銃撃が発生。撃たれた若者1人が発見され、蘇生処置のうえ搬送された病院で死亡が確認された。
ミズーリ州カンザスシティのルーカス市長は「同じことをずっと繰り返すわけにはいかない」とツイートし、地域全体から銃暴力をなくそうと呼び掛けた。