6歳の幼稚園児、ロードレイジ銃撃の犠牲に 情報提供に5千万円の賞金
(CNN) 米カリフォルニア州オレンジ郡で先月、幹線道路を走行していた車が銃撃され、後部座席に乗っていた6歳の男の子が死亡する事件があった。他人の運転に逆上して危険運転するロードレイジだったと思われる。
当局は賞金をかけて情報の提供を募っており、このほど同州コスタメサ市議会の寄付を受けて、賞金が45万ドル(約5000万円)に引き上げられた。
同州ハイウェイパトロール隊(CHP)によると、死亡したのはエイデン・レオス君。母親の運転する車は5月21日、幹線道路を走行中に別の車から銃撃され、後部座席にいたエイデン君が撃たれた。市の発表によると、母親はエイデン君を幼稚園に送っていく途中だった。
エイデン君は搬送先の病院で死亡が確認された。
コスタメサ市議会は1日、賞金に5万ドルを上乗せする措置を全会一致で可決したと発表。ジョン・スティーブンズ市長は「エイデン君を殺害した者を裁判にかけ、道路から排除し、他者によるこうした危険行為を抑止するために必要なことをしたい」と述べた。
CHPは、銃撃に関与したと思われる容疑者の車の写真を公開している。車は白いフォルクスワーゲン(VW)・ゴルフ・スポーツワーゲンだった。運転席には女性が、助手席には男性が乗っていたと伝えられ、写真の公開後、複数の情報が寄せられているという。