相次ぐ銃撃で3人死亡、12歳少女も犠牲に 米ニューオーリンズ
(CNN) 米ルイジアナ州ニューオーリンズ市内で5月31日までの連休中に銃撃事件が相次ぎ、地元警察の発表によると、12歳の少女を含む3人が死亡、13人が負傷した。
12歳の少女は、30日深夜に卒業パーティーの会場で起きた銃撃事件で死亡した。ほかにも10代の2人が負傷している。現時点で容疑者は逮捕されていない。
12歳の少女は搬送先の病院で死亡が確認された。負傷者2人のうち1人は19歳の男性で、31日現在、重体となっている。もう1人に関する情報は公表されていない。
警察によると、この事件の容疑者は特定されておらず、動機も不明。
ニューオーリンズ市内では、31日にかけて発生した別の銃撃事件で3人が逮捕されている。
このうち31日未明の事件では、ドメスティック案件の通報で駆け付けた警官が家の中から発砲されて撃ち返し、男性1人と女性1人が銃弾で負傷した。男性は拘束された。詳しい経緯は捜査中だが、女性にけがをさせた男性が、警官に撃たれたとみられる。
銃撃にかかわった警官2人は捜査が終わるまでの間、休職扱いとなっている。