6歳児死亡のロードレイジ銃撃、容疑者の男女を逮捕 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州オレンジ郡の幹線道路を走行していた車が銃撃され、後部座席に乗っていた6歳の男の子が死亡した事件で、容疑者の男女2人が逮捕された。
死亡したエイデン・レオス君は5月21日、母親の運転する車の後部座席に乗っていて別の車から銃撃され、搬送先の病院で死亡した。母親はエイデン君を幼稚園に送っていく途中だった。
ハイウェイパトロール隊(CHP)の6日の発表によると、逮捕されたのはマーカス・アンソニー・エリッツ容疑者(24)とワイン・リー容疑者(23)。同州コスタメサの自宅で6日に逮捕され、殺人罪で起訴される見通し。銃撃に使われたとみられる銃と車も別の場所で発見された。
エイデン君の姉のアレクシス・クルーナンさんは事件後に、「可愛い弟にこんなことをした人たちを見つけるのを助けてください。弟はまだ6歳でした」と涙ながらに訴えていた。
今回の事件は、危険な車線変更が発端となり、他人の運転に逆上して危険運転するロードレイジに発展したと思われる。
当局は50万ドル(約5500万円)以上の賞金をかけて、容疑者逮捕につながる情報の提供を呼びかけていた。CHPは「寄せられた何百件もの情報が、容疑者を見つける捜査の助けになった」としている。