歩道で白昼の銃撃、子ども2人の面前で 米NY市
(CNN) 米ニューヨーク市警は20日までに、市内のブロンクス地区の歩道で24歳男性が子ども2人のそばで白昼に撃たれる事件が起き、容疑者2人の行方を追っていることを明らかにした。
被害者の男性は背中と両脚に発砲を受け近くの病院に搬送されたが、容体は安定しているという。10歳の少女と5歳男児の子ども2人は撃たれず、病院で治療も受けなかった。
子ども2人は同じ家族の一員だが、撃たれた男性とは無関係の間柄だった。
市警の捜査員によると、容疑者の1人は発砲後、別の1人が運転するスクーターに乗って逃走していた。ギャング組織が絡む犯行とみている。
市警が公表した監視カメラの映像では、被害者の男性が歩道を走って来て子ども2人と衝突し、地面に倒れた様子が確認された。3人が立ち上がろうとした際、容疑者の1人が走って近づいて来て複数回発砲していた。
銃撃犯は黒色の着衣姿で、顔は黒色のかぶり物で隠していた。