バイデン大統領、五輪米代表団にメッセージ バーチャル祝賀会も
(CNN) バイデン米大統領は7日、東京五輪に出場している米代表団の選手へ向けたメッセージを公開した。さらにバイデン氏とジル夫人は同日、ライブ配信方式で祝賀会を開き、選手たちの活躍をたたえた。
バイデン氏は事前に収録された動画の中で、「五輪にたどり着くまでの長い道のりがパンデミックでさらに厳しく大きな負担となったこと、不可能がさらに難しくなっていたことを承知している。国民全体が皆さんの中に自分自身を見出し、何が起き得るかを目の当たりにした」と語り掛けた。
東京へ同行することができず、遠くから声援を送った家族や友人らにも感謝の言葉を贈り、選手団が帰国したらホワイトハウスへ招くことを楽しみにしていると述べた。
バイデン夫妻はこの日、週末を過ごしている東部デラウェア州の自宅からバーチャル祝賀会に臨んだ。
バイデン氏は選手たちの活躍ぶりを「実に誇らしい」とたたえ、競泳のケイティ・レデッキー選手、体操のシモーネ・バイルズ選手、陸上のアイザイア・ジューイット選手の名を挙げた。
競技を一部欠場したバイルズ選手には、棄権を申し出た勇気で「手本」を示し、さらに平均台で見事復活を遂げたと称賛を送った。
「米国がいかに素晴らしい国か、皆さんのおかげで私たちは改めて実感できた」とも語り、「皆さんがくれた喜びと誇り、希望に感謝する」「皆さんは国民に大きな希望を与えてくれた」と強調した。
バイデン氏はこの場で選手らをホワイトハウスへ正式に招待。近く日程を決めるので「皆さんの姿を国民に見せ、私がもっと皆さんのことを自慢できるように、よかったら全員来てほしい」と呼び掛けた。