米議会襲撃の調査委、新たに10人に召喚状 ミラー氏やマクナニー氏ら
(CNN) 今年1月6日に発生した米議会議事堂襲撃事件を調査する米下院特別委員会は9日、トランプ前政権のホワイトハウス当局者10人に対して新たに召喚状を出したと明らかにした。
特別委員会は重要証人から証言や文書提出を求めており、8日には別の6人を対象に召喚状を出したと発表していた。今回の対象者は11月23日までの文書提出を求められるほか、12月の全期間にわたって証言録取が予定されている。
今回の対象者は以下の通り。
・トランプ氏の個人秘書を務めたニコラス・ルナ氏
・大統領特別補佐官および大統領執務室の運営調整役を務めたモリー・マイケル氏
・大統領副補佐官およびメドウズ大統領首席補佐官(当時)の上級顧問を務めたベン・ウィリアムソン氏
・元大統領次席補佐官のクリストファー・リデル氏
・大統領人事局長を務めたジョン・マッケンティー氏
・ペンス副大統領(当時)の国家安全保障問題担当補佐官を務めたキース・ケロッグ氏
・元大統領報道官のケイリー・マクナニー氏
・トランプ氏の上級顧問を務めたスティーブン・ミラー氏
・議会担当の大統領特別補佐官を務めたキャシディー・ハッチンソン氏
・クラーク司法次官補の上級顧問を務めたケネス・クルコウスキー氏
ケイリー・マクナニー氏(左上)、スティーブン・ミラー氏(右上)、キース・ケロッグ氏(左下)、クリストファー・リデル氏(右下)/Getty
特別委員会のトンプソン委員長は、調査委は「1月6日やそれ以前のホワイトハウスで何が起きていたのか、全ての詳細を知ることを望む」としている。