CDCの感染警戒レベル「4」、メキシコなど追加で約130カ国・地域に

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メキシコは過去半年以上、渡航警戒レベルのリスト「レベル3」に分類されていた/Daniel Slim/AFP via Getty Images

メキシコは過去半年以上、渡航警戒レベルのリスト「レベル3」に分類されていた/Daniel Slim/AFP via Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が世界各地の新型コロナウイルスの感染状況に基づき、毎週更新している渡航警戒レベルのリストで、最大の「レベル4」にメキシコ、シンガポールなど12カ国・地域が追加された。

CDCは、直近28日間の感染者が10万人あたり500人を超えた国・地域をレベル4として、渡航を避けるよう勧告している。

4に指定された渡航先は、今月初めの時点で約80カ国・地域だったが、31日発表のリストでは全カテゴリー中で最も多い130カ国・地域近くに上った。

31日に追加されたのはメキシコのほか、南米のブラジル、チリ、エクアドル、パラグアイと仏領ギアナ、カリブ海の英領アンギラ、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、東南アジアのシンガポールとフィリピン、欧州のモルドバとコソボ。

先週まで「不明」とされていた仏領ギアナ以外は、直近28日の感染者が10万人あたり100~500人のレベル3から引き上げられた。メキシコは過去半年以上、3に分類されていた。

米国自体はリストに掲載されていないが、レベル別に色分けされたCDCの世界地図では、31日の時点で4に入っている。

レベル3には、先週までレベル2だったネパールなど6カ国・地域と、レベル1だったオマーンなど4カ国、不明とされていた仏領ポリネシアが追加された。

感染者が同50~99人のレベル2、50人未満のレベル1と、不明のカテゴリーには追加なし。現在、レベル2にはニュージーランドなど7カ所、1には中国など8カ所が指定されている。

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