少年同士が防弾ベストを着て撃ち合いか、1人死亡 米フロリダ州
(CNN) 米フロリダ州中部の街ベルビューで今月初め、16歳の少年が銃で撃たれて死亡した。地元警察によると、少年2人が交互に防弾ベストを着て撃ち合っていたところ、一方に銃弾が命中したとみられる。
警察の発表によると、今月3日に民家で発砲があったとの通報があり、警官が出動した。撃たれた少年は搬送先の病院で死亡した。
少年は胸に1発、銃弾を受けていた。検視当局は殺人による死と断定した。
警察の調べで、17歳の少年が被害者を撃ったことを示す証拠が見つかり、7日に故殺容疑で逮捕された。2人は順番に防弾ベストを着用し、もう一方が銃で撃っていたことが判明した。
警察が現場に到着した時、発砲したとされる少年は被害者への救命処置を試みていた。
現場にいたもう1人の少年は銃撃の現場を撮影していたが、警察の調べに対して被害者が撃たれた場面は消去したとうそをつき、虚偽の供述をした罪に問われている。故殺容疑の少年とともに、成人として裁かれるという。