サメにかまれた10歳少年、脚の一部切断 米フロリダ州

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サメに襲われたジェイムソン・リーダー君/From Joshua Reeder

サメに襲われたジェイムソン・リーダー君/From Joshua Reeder

(CNN) 米フロリダ州南端のフロリダキーズで、シュノーケリングを楽しんでいた10歳の男の子がサメに襲われ、片脚のひざから下を切断する手術を受けた。

フロリダ州魚類野生生物委員会によると、ジェイムソン・リーダー君は13日にサメにかまれ、救急隊が現地時間の午後4時半ごろ現場に駆け付けた。

おじのフェイスブックによると、家族で休暇を楽しんでいたジェイムソン君は、浅瀬でシュノーケリングをしていた時に、オオメジロザメとみられるサメにひざの下をかまれたという。

浮き具にしがみついていたジェイムソン君を家族がボートに引き上げ、傷口にタオルを当てて止血。近くにいた高速艇に助けを求めて救急隊の待機する岸へ急ぎ、ジェイムソン君はヘリコプターでマイアミの子ども病院に搬送された。

サメにかまれた傷口は手術不可能な状態と判断され、ジェイムソン君の命を救うためにひざから下を切除する手術が行われたという。

フロリダ自然史博物館の1月の報告によると、昨年、人がサメに襲われた件数(人がサメを挑発したなどのケースは除く)は世界で73件だった。2016年~20年の年間平均は72件で推移している。

昨年の73件のうち47件は米国で発生。中でもフロリダ州は28件と最多だった。フロリダ州は5年間平均で年間25件の発生が報告されている。

同博物館によると、サメが人を襲うのは、多くの場合、餌と間違えたことによるもので、視界の悪い水中で大きな魚の群れの中や群れの近くで泳いでいる人がかまれることが多いという。

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