米、ロシアの行動を「注視」 プーチン氏の核の威嚇受け

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3日、CNNの番組に出演した国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官/CNN

3日、CNNの番組に出演した国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官/CNN

(CNN) ロシアのプーチン大統領がウクライナとの戦争を激化させる懸念があるなか、米国はウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所でのロシア軍の行動を「注視」していることがわかった。ロシアによる核兵器使用への対応についても熟慮しているという。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官が3日、CNNの取材に明らかにした。

カービー氏は、可能な限り注意深く事態を見守っているとし、戦略的抑止力の態勢を変更させるようなものは目撃していないと語った。こうした脅威を真剣に受け止めているとも述べた。

プーチン氏が核攻撃に向けた何らかの準備を進めているという兆候はないという。

カービー氏によれば、米国は、どのようにすれば、米国の国家安全保障上の利益と北大西洋条約機構(NATO)の同盟国の利益を守ることができるか熟慮しているという。

カービー氏は、ロシアの戦術核ミサイルが検知を逃れる可能性について質問されると、米国は可能な限り監視を行っているとしたが、それ以上のコメントはなかった。

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