米英首脳が会談、共同記者会見でウクライナ支援を称賛
(CNN) 米国のバイデン大統領と英国のスナク首相は8日、ワシントンで会談し、自分たちのウクライナに対する「揺るぎない支援」を称賛した。一方でロシア政府の「野蛮な侵攻」への非難を共有した。
ホワイトハウスでの共同記者会見に臨んだバイデン氏は、米英並びに50を超える提携国がここまで歴史的な水準の安全保障支援をウクライナに向けて行ってきたと強調。その上でスナク首相に対し、非常に強力な指導力を発揮して大規模な支援やウクライナ軍兵士の訓練に取り組んでいると謝意を示した。
スナク首相は、ウクライナ国民の戦いに貢献できることが英国にとっての誇りだと明言。戦車や長距離兵器の供与、ウクライナ軍兵士の訓練といった取り組みに言及した。一方で「決定的な貢献」をもたらしているのは米国の指導力であり資源だとも指摘。これによりウクライナはロシアの広範な攻撃に対して持ちこたえることができていると述べた。
今後も英国と米国は「協力して自分たちの国家安全保障を守っていく」と、同首相は言い添えた。