高校のフットボール試合中に銃撃、死傷者5人 米オクラホマ州
(CNN) 米中西部オクラホマ州チョクトー郡で25日夜、高校のフットボール試合中に銃撃があり、16歳の少年が死亡、4人が負傷した。
試合では地元チョクトー高校と、近隣のデルシティー高校のチームが対戦した。当局によると、死亡した少年はいずれの高校の生徒でもなかった。名前は公表されていない。警官らが救命措置を試みたが、その後死亡した。
警察の発表によれば、スタジアムのデルシティー側で少なくとも2人が口論になり、銃撃に発展した。
42歳の男性が胸を撃たれて病院へ運ばれたが、容体は安定している。さらに女性1人が大腿部を撃たれ、女子生徒とみられる2人が現場から逃げ出そうとして手首や脚を骨折した。
同校フットボールチームのホームゲームには毎回、警官5人が配置される。当日はこの5人に加えてさらに2人と、デルシティーの警官2人も立ち寄っていた。
警察によると、デルシティーの警官1人が現場で発砲した。現場で銃2丁と、弾丸8発が回収された。
この週末は米国内のほかの都市でも銃撃事件が相次いだ。
東部マサチューセッツ州ボストンでは26日、大勢の人でにぎわうパレードの最中に銃撃があり、少なくとも7人が負傷した。
南部フロリダ州では、人種差別的な動機によるとみられる銃撃で3人の死者が出た。
東部メリーランド州のアパートでは26日午前、17歳の若者を含む4人が撃たれて死亡した。