バイデン氏次男を今月正式起訴へ 米司法省

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ハンター・バイデン氏=7月27日/Kevin Wurm/Reuters/File

ハンター・バイデン氏=7月27日/Kevin Wurm/Reuters/File

(CNN) 米司法省は6日、バイデン大統領の次男ハンター・バイデン氏の捜査を担当しているデービッド・ワイス特別検察官が、銃に関連する罪でハンター氏を今月末までに正式起訴に持ち込む意向であることを明らかにした。

ハンター氏の捜査では、検察とハンター氏側が違法な銃所持の罪などに関して24カ月にわたって一定の条件を満たせば起訴を回避できる司法取引で合意していた。だが、裁判所で税金関連の訴追に関する司法取引が成立せず、銃所持に関する司法取引の行方も不透明な状況となっていた。

ワイス氏の事務所は裁判所に提出した書類で「迅速裁判法では、政府は早ければ来月29日までに大陪審による正式起訴を得なければならない。政府は、その期日より前に本件の正式起訴を求めるつもりだ」としている。

ハンター氏の弁護団も近く裁判所に書類を提出する見込み。

ハンター氏は2018年10月にデラウェア州の販売店で銃器を購入した際、違法薬物の使用や依存性はないとうその申告をしていた。これは連邦法上の犯罪となる。検察は一部の容疑は今年10月に時効を迎えると述べていた。

今年7月の裁判所での審理で判事から厳しい質問が飛び、合意は成立しなかった。その後も検察とハンター氏側は交渉を続けたが行き詰まり、先月にはガーランド司法長官がワイス氏を特別検察官に任命する流れとなった。

ワイス氏は銃所持以外にも税金関連の罪でカリフォルニア州や首都ワシントンでの起訴を検討している。ハンター氏は納税期限をたびたび守らず、最終的には罰金や利息分とともに約200万ドルを納税していた。

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