行方不明のF35戦闘機、墜落現場発見 パイロットは脱出 米サウスカロライナ州

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米サウスカロライナ州チャールストン近郊に墜落したF35戦闘機の同型機/Michel Euler/AP/File

米サウスカロライナ州チャールストン近郊に墜落したF35戦闘機の同型機/Michel Euler/AP/File

(CNN) 米サウスカロライナ州チャールストン近郊で18日、前日から行方不明になっていたF35戦闘機の残骸が発見された。米海兵隊と国防当局者が明らかにした。パイロットは墜落前に脱出して無事だった。

海兵隊の発表によると、F35の残骸はチャールストン合同基地から北東へ約2時間の場所に散乱しているのが見つかった。現場の確保と回収作業のため、一般の人は現場に立ち入らないよう呼びかけている。

F35は17日に起きたトラブルのために、パイロットが脱出した。パイロットは近くの病院に搬送され、容体は安定しているという。

海兵隊は、調査の完全性を保つため、トラブルの詳細については公表できないとしている。

F35の位置情報が最後に確認されたのは、チャールストンの北西部にある2つの湖の近くだった。チャールストン合同基地は一般にも捜索への協力を呼びかけていた。

同機は海兵隊でパイロットの訓練を担う部隊の所属機だった。

海兵隊は過去6週間で重大事故が相次いだことを受け、飛行運用の一時的な停止を命じたことを明らかにした。

8月24日には海兵隊の攻撃機F/A18ホーネットが米サンディエゴ近郊で墜落してパイロットが死亡。その数日後には、MV―22Bオスプレイがオーストラリアで演習中に墜落して米海兵隊員3人が死亡、5人が重傷を負っていた。

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