フーシの攻撃続けば「重大な結果」 米国務長官が警告
(CNN) 米国のブリンケン国務長官は10日、中東イエメンに拠点を置く親イラン派の反政府武装組織「フーシ」が紅海で攻撃を継続していることについて、「重大な結果を招くだろう」と警告した。
訪問先のバーレーンで記者団に対し述べた。
また地域紛争の拡大を阻止するに当たり、「特に重要なのは、フーシによる攻撃のような事象を確認した場合、これに対応することだ」と強調した。
同氏によれば、フーシの攻撃がもたらす脅威を受けて多国間の連合が成立し、これに対抗しているという。
9日にはフーシによる過去最大規模の攻撃が実施された。これには米国と英国の軍艦が応戦し、ミサイルとドローン(無人機)21基を撃墜した。
攻撃で損傷した軍艦はなく、負傷者も報告されていない。