実業家ラマスワミ氏、共和党指名争いから撤退 トランプ氏支持へ
(CNN) 今秋の米大統領選で共和党からの指名を目指していた実業家のビベック・ラマスワミ氏(38)は15日夜、指名争いから撤退すると発表した。15日には指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が開催されたが、望んでいた結果は得られなかった。
ラマスワミ氏はアイオワ州デモインで、「今夜、我々が提供したかった驚きを実現できなかったことは事実だと思う」などと語った。
ラマスワミ氏は、ドナルド・トランプ前大統領を公式に支持すると明らかにした。アイオワ州党員集会では、トランプ氏が勝利したとの予測が出ている。
ラマスワミ氏によれば、トランプ氏に電話をして、同氏の勝利について祝意を伝えたほか、選挙戦での支持も表明したという。
ラマスワミ氏は共和党の指名争いでは最も若い候補者だった。ラマスワミ氏は、新世代のリーダーを求める人々への広範なアピールの一環として、若さと政界での経験の少なさを打ち出したほか、より年齢が高くエスタブリッシュメント(既得権益層)側の共和党員とは対照的であると示すことも多かった。