米共和党のアイオワ州党員集会、開票進む
(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いの初戦となったアイオワ州の党員集会が15日行われ、CNNの予測では、トランプ前大統領が勝利する見通しとなった。
党員集会の前に行われた世論調査では、共和党候補の中でトランプ氏が首位に立っていた。
これまでに発表された投票結果を基にすると、CNNの推計では、トランプ氏はアイオワ州の40人の代議員のうち17人を獲得する見通し。デサンティス・フロリダ州知事とヘイリー前サウスカロライナ州知事はそれぞれ5人の代議員を獲得するとみられる。実業家のラマスワミ氏は1人の代議員を獲得する見通し。12人の代議員の割り当ては未定。
各州で行われる予備選挙や党員集会で良い成績を残すことが代議員の獲得につながる。より大きな目標としては党大会の前に指名を確実にする人数の代議員を集めることだ。共和党からの指名を確実にするためには代議員2429人のうち少なくとも1215人を獲得する必要がある。
ヘイリー氏はデモインで、党員集会に向かう人々に対して、米国には「新世代のリーダー」が必要だと訴えた。ヘイリー氏は、自身がバイデン大統領との対決で勝つことのできる候補者だと主張した。
デサンティス氏や、各地の集会でデサンティス氏の代理として演説した人々の多くは、デサンティス氏を人間味あふれる政治家として語ることを計画していた。デサンティス氏はこれまで、自分自身に対して個人的な言葉で語ることに消極的だった。
ラマスワミ氏は党員集会を前に選挙戦を振り返り、「システムに衝撃を与える」ことを期待していると語った。ラマスワミ氏は、大きな驚きがもたらされることを期待していると述べた。