トランプ氏、「口止め料」裁判の量刑言い渡し延期を要請

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4日、FOXニュース主催のペンシルベニア州での対話集会に出席したトランプ氏/Kevin Dietsch/Getty Images

4日、FOXニュース主催のペンシルベニア州での対話集会に出席したトランプ氏/Kevin Dietsch/Getty Images

(CNN) トランプ前大統領が元不倫相手への口止め料を不正に処理したとして有罪評決を受けた裁判で、弁護側は4日、18日に予定されている量刑の言い渡しの延期を要請した。

弁護側は先月末、この裁判をニューヨーク州地裁から連邦地裁へ移管するよう求めていたが、連邦地裁は3日に要求を退ける判断を下した。

弁護側は4日午前に上訴を申し立てた。さらに同日午後、連邦高裁に対し、弁護側が法廷で移管すべき理由を示すまで、連邦地裁の判断を差し止めるよう要求した。

トランプ氏の弁護士は、差し止めが認められなければ18日に量刑が言い渡されると指摘。トランプ氏がただちに収監された場合、大統領選に「取り返しのつかない」悪影響が及ぶ恐れがあると述べた。

トランプ氏はこれまでも裁判期日の先送りを図ってきた。連邦最高裁がこの夏、大統領在任中の行為の一部について免責を認める判断を下したことを受け、弁護側は口止め料事件を連邦地裁で扱うべきだと主張していた。

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