バイデン米大統領、追悼のろうそくに点灯 ハマス奇襲から1年
(CNN) 米国のバイデン大統領夫妻は7日、ホワイトハウスで、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲から1年が経過したことを受けて、ユダヤ教の伝統に沿った形で追悼のろうそくに火をともし、黙とうをささげた。
大統領夫妻には、ラビ(ユダヤ教指導者)のアーロン・アレクサンダー氏も加わり、祈りをささげた。アレクサンダー氏はゴールドバーグポリン家の友人。
ゴールドバーグポリン家の息子のハーシュさんは昨年、ハマスによって誘拐された。ハーシュさんは今年8月、最終的にハマスによって殺害された。
バイデン氏は黙とうの後、何も発言せずに退室した。
バイデン氏は7日午前、イスラエルのヘルツォグ大統領と電話会談し、ハマスの奇襲で死亡した遺族やイスラエルの人々に対して、弔意を伝えた。
ホワイトハウスが発表した電話会談の内容によれば、両首脳は、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦と人質解放に向けた交渉への関与を「再確認」した。