イスラエル軍がガザ空爆 ロケット弾攻撃に対抗
(CNN) イスラエル軍は12日から13日にかけ、パレスチナ自治区ガザへの空爆を続けた。パレスチナ側からのロケット弾攻撃への対抗措置としている。
イスラエル軍の発表によると、空爆の標的となったのは武器保管施設1カ所とロケット弾発射された場所2カ所。イスラエルには10日以降、パレスチナ武装勢力から少なくとも115発のロケット弾が撃ち込まれているという。
軍は声明で「イスラエル軍は市民に危害を加えようとする行為を容認せず、イスラエル国家へのテロ行為を行う者には行動を起こす」と述べ、ガザからのテロ攻撃はすべて同地区を実効支配するイスラム組織ハマスの責任だと断じた。
一方、ハマス治安筋はCNNに、イスラエル軍機2機による夜間攻撃で死者は出ていないと述べた。
イスラエルのネタニヤフ首相は11日、「イスラエルが自国への攻撃を座視しないことを世界は理解するべきだ」と述べ、ガザに対する攻撃を強化する用意があると言明していた。