ボクシング乱闘で観客出口に殺到、17人死亡 インドネシア
ジャカルタ(CNN) インドネシアで開かれたボクシングの試合で、乱闘から逃れようとした観客が出口に殺到して転倒し、少なくとも17人が死亡した。警察が15日に明らかにした。
警察などによると、14日深夜に行われたアマチュアボクシングの試合で、勝った選手と負けた選手のファンの間で罵り合いになり、椅子を投げるなどの乱闘に発展。その場から逃れようとした観客が折り重なって転倒した。
この日はトーナメントの最終日で、座席数1000席の会場に約1500人の観客が詰めかけていた。観客は、乱闘が起きた時点で唯一開いていた正面出口に殺到したという。
警察は13人から事情を聴いているが、現時点で逮捕者などは出ていない。