イラン外相、米への「報復」を否定 シリア軍事介入
ワシントン(CNN) イランのザリフ外相は9日までに、内戦状態に陥っているシリアに対して米国が軍事介入した場合、イランが報復としてイラクの首都バグダッドにある米大使館を攻撃する計画を立案している可能性があるとの報道について否定した。イラン国営INSA通信が伝えた。
ザリフ外相は、イランが行動を起こすことはないとし、「こうした観測は全て、軍事行動を正当化するために用意されたものだ」との見方を示した。
米当局幹部は先週、CNNに対し、イランが報復攻撃などを計画する可能性があるとの情報を米国が得ていると明らかにしていた。
ザリフ外相は、シリア問題について、「平和的で外交的な」解決を呼びかけた。