ハマス、イスラエル兵士1人の拘束を発表
イスラエル軍は3日前からシャジャイアの住民に電話や文字メッセージ、ビラなどを通して「テロ拠点を空爆する」と警告。ガザ市への避難を呼び掛けていた。
一部の住民は「逃げても危険に変わりはない」として警告を無視した。これに対してイスラエル軍は、ハマスが住民を市内にとどまらせ、危険にさらしていると批判した。
イスラエルはこの日、赤十字の要請により、パレスチナの救急隊がシャジャイアの死傷者に対応できるよう戦闘を2時間停止すると宣言した。
ハマスは、イスラエルが宣言後もシャジャイアを砲撃したと主張。これに対してイスラエル側は「こちらは3回の攻撃を中止したが、ハマスからのロケット弾攻撃は続いた」と非難した。
オバマ米大統領は20日、ネタニヤフ・イスラエル首相との電話会談でハマスを非難し、イスラエルの自衛権を支持するとの立場を確認した。米ホワイトハウスによると、オバマ大統領は同時に、ガザの民間人やイスラエル兵の犠牲者が増えていることに「重大な懸念」を表明した。