イラン大統領と英首相が会談
(CNN) イランのロウハニ大統領と英キャメロン首相は24日、ニューヨークで会談した。両国首脳が会談するのは1979年のイラン革命以来。
ロウハニ大統領は短文投稿サイト「ツイッター」で写真付きで会談に触れ、「1時間の建設的かつ実利主義的な対話だった」と述べた。
キャメロン首相も24日、国連総会の演説でロウハニ大統領との会談に言及した。
キャメロン首相は両国間に「イランによるテロ集団への支援や核計画、国民の扱い方」などをめぐり「深刻な意見の不一致」があると認めた。
その一方で首相は、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」対策やイラクやシリアの安定化に向けてイランは世界に力を貸すことができると述べた。「先方にそうする用意があるなら、関与を歓迎する」とキャメロン首相は述べた。
英国連代表部はこれに先立ち、ロウハニ大統領との首脳会談に関する声明を発表。2人は「両国関係を積極的に改善することを求めるべきだという点で合意した」と述べた。