台風19号、沖縄付近を通過しさらに北上
(CNN) 大型で強い台風19号は12日までに沖縄付近を通過し、さらに九州方面へ向かって北上を続けている。
米軍合同警報センターによると、台風19号は一時、最大風速が80メートルに迫る「スーパー台風」に発達していた。11日には最大風速約39メートルまで勢力を弱めたものの、米軍は沖縄・嘉手納基地の駐留要員に対し、12日午前9時まで暴風に注意するよう呼び掛けた。
台風は12日から13日にかけて九州へ接近し、上陸する恐れがある。気象庁は九州や四国に暴風、高波などへの警戒を呼び掛けている。
日本列島は先週、台風18号の直撃を受けたばかり。5日には沖縄で米兵3人が高波にさらわれ、嘉手納基地によると8日までに全員が遺体で発見された。