イエメンのシーア派武装勢力、新政権発足の交渉に合意
国連はフーシ派に対し占拠する政府施設からの撤退を要求している。ただ、暫定合意ではフーシ派の武装要員が首都にとどまることは認めている。
ベノマル特使は、フーシ派指導者と独立系政党などの間で暫定合意へ向けての調停交渉を進めていた。同派はこの過程で、結果が得られなければ武力行使を拡大させるなどと威嚇していたという。
米国などはイエメンでアルカイダ系テロ組織の掃討作戦を続けている。フーシ派の政権奪取宣言を受け、作戦に支障が出るとの懸念も生まれていた。