サウジのイエメン空爆、子ども3人が犠牲か 学校に着弾
(CNN) イエメン南西部イッブ県で7日、軍事基地を狙ったサウジアラビア軍の空爆によって近くの学校が被弾し、イッブ県教育局によれば、子ども3人が死亡した。地元当局者や武装組織「フーシ派」の関係者は子ども少なくとも6人が負傷したとしている。
7日の空爆は、学校から約500メートルの距離にある軍事基地を標的として行われた。基地の建物などにも大きな被害が出たが、死傷者は出ていないという。
学校では子どもたちが昼休みに入る時間だった。
イエメンは戦闘の激化で市民に犠牲が広がり、首都サヌアでは2週間足らずで数百人が死亡した。ユニセフの6日の声明によれば、3月26日に戦闘が激化して以来、これまでに確認されただけで子ども74人が死亡、44人が重傷を負った。7日に死亡が伝えられた子どもはこの数字に含まれていない。