ネパール地震、死者1400人超に 米が緊急援助を表明
カトマンズ(CNN) ネパールの首都カトマンズ近郊で25日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、同国内務省は26日までに、少なくとも1457人が死亡したと発表した。捜索活動はまだ初期の段階であり、遠方地域での被害も予想されるため、死者数はさらに増える可能性が高い。
震源地に近いカトマンズでは、一面ががれきに覆われる中、地元住民や観光客が残骸をかきわけて生存者を探した。生存者が見つかると歓声が上がるが、大半が遺体となって見つかった。病院は負傷者で膨れ上がっているほか、親戚を探す人々が殺到している。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、今回の地震で推定460万人が地震の影響を受けた。ネパールでは、国内75地区のうち30地区が地震の影響を受けたという。