核合意も「傲慢」な米国への政策変更せず、イラン最高指導者
(CNN) イランの最高指導者ハメネイ師は18日、欧米など6カ国との核交渉の最終合意に達した後でも今後の対米政策に変更はないとの考えを示した。「傲慢(ごうまん)な米国に対する政策は変わらないだろう」と主張した。
イスラム教のラマダン(断食月)明けを祝うテレビ演説で表明した。核交渉では合意したものの、他の地域や2国間関係の問題での立場には影響しないと強調。核交渉はイランの国益にかなうため例外扱いだったとも主張した。
両国間の懸案では現在、イラン系の米国人3人がイランで拘束されている問題がある。また、米中央情報局(CIA)の契約を請け負った別の米国人がイランを訪れた後、行方不明ともなっている。