フランス、シリアでISISへ空爆
オランド大統領はシリア情勢について、ISISが「恐ろしい行為」を繰り広げているが、「主な責任はアサド大統領にある」と主張。「アサド大統領の下でシリアに未来はない」と述べた。
フランスでは今年1月、週刊紙「シャルリー・エブド」の本社などを狙った連続テロが発生。6月に南東部リヨン近郊の工場が襲撃され、8月にはパリ行きの国際特急列車内で発砲事件が起きた。
またバルス首相は、シリアなどから欧州へ殺到する難民の問題はISISに原因があるとの見方を示し、「根本的な解決策が必要だ」と述べていた。
フランスは一方で、シリア情勢の政治的解決に向け、アサド政権を支援するロシアやイランとも交渉を試みている。