ウガンダ大統領選 就任30年の現職が再選、野党から批判も
(CNN) 東アフリカ・ウガンダの選挙管理委員会は22日までに、大統領選の投票結果を発表し、現職のヨウェリ・カグタ・ムセベニ氏(71)が得票率62%で当選したと発表した。野党候補のキザ・ベシジェ氏(59)の得票率は34%だった。一方、ベシジェ氏が所属する民主変革フォーラムは選挙結果を受け入れておらず、独立機関による選挙戦の監査を求めている。
選管によれば、投票率は63%だった。
ベシジェ氏は自宅軟禁下にあり、誰も面会を許されていないという。
警察によれば、ベシジェ氏の党の関係者6人も「予防検束」された。警察の広報によれば、野党によって集計された正式でない開票結果を発表しようとしたためだという。
ムセベニ氏は1986年から大統領の職にある。2005年には憲法が改正され、任期の延長が認められた。