南スーダンの衝突再燃、激しい交戦で死者150人超か
米大使館も、UNMISS本部や空港付近で戦闘が続いているとして警戒を呼びかけている。
避難民キャンプに身を寄せていた1000人は避難を強いられ、UNMISSの施設にも戦闘の影響が出ているという。
南スーダンは9日で独立から5年を迎え、大統領府でキール大統領とマシャール副大統領が会談してこれまでの衝突について話し合っていたところ、大統領府の前で銃撃戦が発生した。
これに先立つ7日夕には散発的な衝突があり、8日には大統領派と副大統領派の銃撃戦に発展して、副大統領の広報によれば9日までに約150人が死亡したという。
衝突は9日遅くにいったん収まったものの、10日の銃撃戦は緊張がまだ続いていることを物語る。