ISIS風刺の評論家、銃撃され死亡 ヨルダン
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ地域担当責任者によると、ハタル氏はこれを投稿した数時間後、ソーシャルメディア上で「ISISのゆがんだ楽園を批判するのが目的」と説明したが、だれも耳を傾けなかったという。
同責任者によれば、ハタル氏はこれまでもシリアのアサド大統領を支持する記事を書くなど、独自の主張で物議を醸していた。
ハタル氏の裁判をめぐっては、司法当局が8月に報道禁止命令を出していた。ヨルダン首相府は25日、ツイッター上でハタル氏の殺害を非難。政府報道官は犯人への厳正な処罰を約束した。
ヨルダンは米国が主導する対ISIS有志連合の主要構成国として、空爆や基地提供などに協力している。