高等法院の「資格取り消し」判断、2議員が異議 香港
香港では先週、全人代の判断は香港における司法の独立を損なうと主張する弁護士ら数百人が沈黙デモを展開していた。
梁氏はCNNとのインタビューで「ムーディーズのような格付け会社が事態を注視している。香港はまた格下げになるだろう」と語った。ムーディーズは今年3月、香港の信用格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み))」に引き下げている。
立法会選挙で当選した別の民主派議員も、高等法院の判断は「香港の繁栄の土台そのものを脅かす」として危機感を示した。
親中派団体の間では、これを機にほかの民主派議員についても資格を問い直そうとする動きが出ている。