アレッポ空爆、「ホロコースト」と活動家 毒ガス使用の疑いも

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空爆による子どもたちの犠牲も増え続けている

空爆による子どもたちの犠牲も増え続けている

ビデオに映った男性は「寝ている間に近所でたる爆弾が落ちた。降りていくと塩素ガスだった。亡くなったのは活動家でもなんでもない、夫婦と4人の子どもたちだ」「一番大きい息子もまだ10歳だった」と語った。遺体のポケットから取り出したという硬貨を見せ、ガスで変色していると説明する男性もいた。

別の若い男性は「夜中の1時ごろ、爆発音で目が覚めた。塩素ガスだった。母は息ができなくなり、義理の兄弟は口からあわを吹き始めた」と訴えた。

アレッポ東部は今年7月から政府軍に包囲され、深刻な物資不足に陥っている。「独立系メディア活動家」を名乗る住民男性はCNNに「アレッポ市内はまるでホロコーストだ」と語った。国連は20日、人道物資を届けるための詳細な計画を関係者に提示したという。

一方で、政府軍支配下のアレッポ西部でも民間人が犠牲になっているとの情報がある。ムアレム外相は首都ダマスカスでの会談で、反体制派が西部の学校にロケット弾を撃ち込み、生徒10人が死亡したと発表。「子どもたちが何をしたというのだ」と問い掛けた。国営シリア・アラブ通信(SANA)は、この攻撃で8人が死亡したと伝えている。

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