韓国大統領府、バイアグラ364錠購入 高山病対策と説明
世界の8000メートル級の高峰をすべて制覇したオーストラリアの登山家アンドルー・ロック氏は、登山家が肺水腫を防ぐためにバイアグラを使うという話を10年ほど前から耳にするようになったと話す。
肺水腫は高高度で肺に水がたまって起きる症状で、呼吸が困難になって死に至ることもある。だがロック氏によれば「高山病になった時にバイアグラを服用すると、血管が拡張されて肺の水が排出される」との説があり、「私もその目的で持ち歩いていた」という。
一方、ニュージーランドで登山ガイド会社を経営するガイ・コッター氏は、高山病に対するバイアグラの効用は実証も否定もされていないと話している。