脱北者が「解説」 観光写真の向こうにある本当の北朝鮮
「この男性は大学生の矯正委員だ」「平壌には大勢いる。主に女性を標的にしている。平壌の女性が市街で『困難』に直面しかねないのはこのためだ。彼らの仕事は色鮮やか過ぎるズボンや服を身に着けた女性を規制することだ」(ハン・ソンチョル氏)
カン・ジミン氏は「学生だったころ、徴用されて田植えの時期に水田で働いた記憶がある」と振り返る。同氏によれば、神経質な学生は当初「ヒルを目にしただけで悲鳴を上げる」こともあったが、すぐにこうした環境での仕事に慣れた。「学生たちは大きなヘビがそばを通りかかっても驚かなかった」という。
「これはドンジュ(北朝鮮のエリート)が美林乗馬クラブで楽しんでいる様子だ」「料金は1時間につき約10万ウォン。北朝鮮の普通の労働者の給与4年分だ」(ハン・ソンチョル氏)