ウィキリークス、CIAのハッキング「内部文書」暴露
こうして盗まれた技術を手にしている「米政府の元ハッカーや民間の契約業者」のうち1人が、ウィキリークスに情報を流したとしている。
ウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジュ氏は声明で、「サイバー兵器」の開発は拡散の危険性が極端に大きいと警告した。
ウィキリークスが主張の裏付けとして公開したのは、CIAの機密情報とされる8761件の文書やファイルだ。CIAの報道官は取材に対し、文書が本物かどうかを確認したり、その内容についてコメントしたりすることはできないとの方針を示した。
これを受けて下院の民主党議員は、「CIAのハッキング技術がだれの手に渡ったのか、どうしたら米国人のプライバシーを守れるか」などを知る必要があるとして、議会による調査を要請した。