北朝鮮問題、「対応すべき時が来た」 米大統領補佐官
米国はこのところ、北朝鮮にとって最大の同盟国である中国に傾く姿勢を強めている。マクマスター補佐官は、中国が北朝鮮に対して実効的な圧力をかけるかどうかについて「展開を見守る」とした。
トランプ大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席の関係については「非常に温かい関係を確立しただけでなく、ほかの問題についても協調するようになった」とマクマスター補佐官は指摘。
「北朝鮮に関して協調し、国連の採決ではアサド政権側の大量殺人への対応に関しても協調した」と述べ、シリアでの化学兵器使用を非難する国連安全保障理事会の決議案採決で中国が棄権したことを「勇気ある行動」と評価した。この採決ではロシアが拒否権を行使していた。