大統領選後に暴動、24人死亡と人権団体 ケニア

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ケニア大統領選後、首都ナイロビのスラムでデモ参加者と対峙する機動隊

ケニア大統領選後、首都ナイロビのスラムでデモ参加者と対峙する機動隊

(CNN) ケニヤの人権団体は14日までに、大統領選後に発生した暴動により全国で少なくとも24人が死亡したと発表した。犠牲者には9歳の女の子も含まれているという。

死者24人のうち17人は首都ナイロビで殺害されたとしている。

ケニア大統領選は8日に投票が行われ、11日に現職のケニヤッタ大統領が野党連合候補のオディンガ氏を破って再選を果たしたと発表されていた。

オディンガ氏は、投票に不正があったとして選挙結果の受け入れを拒否。選挙後に起きた抗議行動のほとんどは同氏の支持者によるものだった。選挙管理当局は投票について、自由に行われており、結果も信頼できると強調している。

抗議行動はオディンガ氏の地盤である西部の都市キスムで激化。ナイロビのスラムでも暴動が発生し、目撃者によれば催涙ガスや銃器が使用されたという。

ケニアの赤十字社は14日までに、暴動での負傷者少なくとも93人を治療したと明らかにした。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、野党への支持が高い地域でデモ参加者が射殺されたとする複数の報道について、当局に捜査を求めた。

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